BLOG
-
終末期医療
「親の死に目に会う」のは親のため?自分のため?
患者さんがいよいよ亡くなる時、その瞬間に立ち会いたいというご家族はとても多いです。お別れの前に会いたいのも、ひとりで逝くのは悲しい、かわいそう、という気持ちも当然ですので、これはとてもよく分かります。 余談ですが、この話をするといつも思い... -
訪問診療
【2022年版】緩和ケア領域で最近使われるようになった薬剤4種類の紹介
今日は、タイトルのままなのですが、ここ数年でがんの患者さんの症状緩和に用いられるようになった薬を紹介したいと思います。 主に医師、あるいは医療者向けの内容になりますが、患者さんやご家族も治療薬の選択肢を知ることで、医師に処方を提案する、希... -
訪問診療
訴えの先にあるもの。検査と薬以外の医師の役割とは?
医師は、日々患者さんから色々な症状の訴えを聞くことがあります。訴えが適切な検査に、そしてその結果が新たな治療に繋がり、患者さんの症状がなくなるとしたら、言うまでもなくそれは医師として最も誇らしく嬉しいことだと思います。 しかし、患者さんが... -
認知症
介護あるある?医者の前では、いつも元気な患者さん
いつもは痛いとかつらいとか、一日中訴えている患者さんが、診察でドクターを前にすると「大丈夫です!」などと元気そうに答える…そんな患者さんは少なくないようです。普段はもの忘れが進んでいて、ぼんやりしている患者さんが医師の前ではシャキッとし、... -
その他
プラセボとノセボ。偽薬は誰のための「優しい嘘」?
11月8日にTwitterでみかけた、のぶさんのツイートをご紹介します。 https://twitter.com/hiro_fukushi/status/1589726896975409152 利用者のために、偽薬を使うことをためらう、というのぶさん。そこに書かれた返信の多くは「仕方ない」「罪悪感を持たなく... -
その他
お金を払えば名医になれる?「信頼できる医師」の評判の秘密
「~の名医」、「~で頼れるドクター」などの記事、雑誌を見ることがあると思いますが、どのように決まっているか考えたことはありますか? こちらは、医療法人社団悠翔会 理事長、佐々木 淳先生の、11月4日のツイートです。 https://twitter.com/junsas...